日本
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2023・02・08

so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02

日記

午前、東郷青児がジャケットを描いている、大山栄策の『目ン無い千鳥』を聴く。夜の DADALOGUE COLLECTIVE の仕込みは「これでいこう」と直感が働く。セリフの部分やターンテーブルで遊んだ音をサンプラーに仕込む。セリフの部分はアナウンサーの芥川隆行さん。インターネットによると、型破りなアナウンサーだったとか。

『目ン無い千鳥』についての調査、サンプラーへの仕込みをしているとお昼。

午後、objective-Saw 用のオケの続きを作る。あらかじめの規定の意識が働きすぎて難攻。普段の音作りと変に分ける必要はないと思い至り、なんとか進捗あり。ひと段落ついて打ち合わせと雑談の電話。雑談を交えつつ連詩のアウトプットの形について話す。造形、立体、オブジェとしての詩なのか。そのあとは取材の書き起こし、ひと段落。

夕方、乃木坂に向かう。向田邦子さんの『無名仮名人名簿』の続きを読む。大好きで読み返したくなるエッセイ。豪快であり冷静、機知に富んでいる。己の原則原理を持っている人のように感じる。

到着。DADALOGUE セッション。時間をかけて堆積された感覚が自然にまとまっていく。人同士ならではの時間の流れがあるようにも思う。音楽も兄への何となくの憧憬で始めたので「これが初期衝動か」という経験はなかったが、30に加えて3つにして、近いものを感じる。

終電近く、西日暮里の乗り換えがなかったので日比谷から小走りで JR の有楽町へ。無事に帰宅し1時に就寝。