鯨 乖離せよと命じるアタマ 追いかけ合う ドジョウの群れ ずっと震えている 心の扉をノックして 「やあ」と声をかけた 膨張した感情と暮らす クジラはしくしくと涙を流して 噴水の周りを 子どもたちが走りまわる
枯れ尾花 淡い淡い雨 情緒冷めた目 夢 甘く美しい木々から滴る水 位相の違うあなた 濡れていた 遮られたひかりの先でエイリアンみたく 笑い声が響く 瞳に宿らない想いは さようなら 夢で逢えたら
deny 受動的な受け身の抵抗しない いいなりになる従順な参加しない 活動的な不活発な電源を備えていない 優れた虚偽もない別れてもいない無利息のわたしたち
『素描403』 思い込みに殺されるぐらいなら勘違いに生かされていたい。