so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02
足早な休息日と籠の鳥
凝り肩や流れゆくままの景色たち
ぶっちゃけぶっちゃけてもトムウェイツ
移るまで挑まずにして鐘がなる
晩秋の暗闇とざし酒抱く
寒波が背中を叩くこの街にも
ルーセルの四角形とブリュッセルの飛沫
湯気たつ薬缶のそばに饂飩の白
まぶたさえ娘と母の左頬
朝焼けに喉もと通る白子干し