『素描179』 米と氷は偶発的な理解に溶けた、わ.か~;書記の機械学習。魔改造された法螺貝。己の動物的感覚を問いただす狩られた生の動脈。理知/そうでない、無意識の侵攻は環境に慣らされたプログラム。禾を日に。もうひ~|;。
『素描178』 心を拭う。心を括る。心に潜る。心に出会う。心が折れる。心が停止する。心が回る。心が揶揄う。心が恥じる。心が微睡む。心が見習う。心が掬う。
『素描177』 はらっぱのゆらぎ、兎はぴょんぴょん飛び跳ねる。 草露が乾かぬ内にあなたに逢いにきた。転じて送られた熱を持ったプリペイドの泥人形が月の向こう側で約束を反故にして鮮やかに死へと。
『素描176』 アームスタンドの苦悩に救われた黄金の雛。優麗なホルンの音色に手が止まり、道すがらに出会った石と木を等式で結ぶ。 晴れやかな陶磁器の順序、からんからんとでんでん太鼓、私は私を辞めた。
『素描174』 欠き、描く、普遍の光より、という、破壊と律す心。 自らを招きハーモニーを奏で糸が切れては結ばれる。 自然を知らぬ想念の詐称。易、風、観、組。
『素描173』 黙する、やさしいやわらかい積み木。響きと白いキャンバスと対話、いつかの誤り、無名の編集を載せた船。揺られゆらぎ、抑制の機能。
『素描172』 湖、辺り一面の白樺、記すと知った時、言葉を持たぬ狩人に何ができよう。朴訥とした虫が結ぶ約束以上のものを埋められるのか。地中にいる私は長い夜が明けるのをじっと待つ。
『素描170』 ねむたくはないかもしれないときにききたいおんがくはありますか?そこに、ぶんがくはありますか? こんだくのさんらんじゅうとせろにあすもんくとあふりかばんばーたのゆめをみる。