『素描87』 非・雷針の先端と地に生える 櫓の揺れ櫓の揺れ 芋をはなしたまち 獣の群れ獣の群れ 憂歌団の曲を背後に 入り混じる言語 アナグラム 武闘家の夢 収斂と剥奪
『素描86』 散歩道でみた竹は立派に天を仰ぐ 円状の窓からのぞいてみた 平らな色彩・-[= / (400 孤独で接続、種に関する鼓動の絶海 ) 星が誕生しかわるがわる月の番人 逃げ出すうさぎ 心を埋ずめ 静かな湖の畔
『素描85』 おのれをあざけるのはさもしい ぼくをわらわずに ともよ むなしくかおをへんぼうさせる ひからびたじそんしん まっさきにくぎ しぼんだふうせん まっさきにくに
『素描81』 AM 06:49 永遠のような時間 AM 06:49 置きっぱなしのハーモニカ AM 06:49 右下が破れた日本地図 50、50