日記
午前、popi/jective で制作している作品の音量の調整、連なりの中で上がったりするため調整に手間取る。あちらをたてこればこちらがたたず、知に働けば角が立ち情に棹させば流され状態。想像以上に時間がかかる。そのあと制作のポイントを文章で整理。ひと休みしてアンビエント調の別の楽曲を作る。
午後、ボーカルありの楽曲制作の方を進める。こちらは放置しがちなので進行している状態という意識を脳の片隅に置いておきたい。そのあとイベントの告知の連絡や雑務。
夕方、晩ご飯作り。食材の枯渇。なので餃子の王将の冷凍炒飯とたこ焼き。レンジでチン。
夜はドナルドキーンと堤清二の対談『うるわしき戦後日本』を読む。キーンさんは東山文化をキーポイントに置いていた。無印良品が生まれる流れが興味深かった。いわゆる日本的な「余白」は平仮名のかたちと繋がっている感覚がある。直線的ではないあの丸み、と考えたがローマ字も丸い気がするので打ち消される。三島由紀夫さんが話に出てきて数年ぶりに『仮面の告白』を手に取る。
脳内をジャックするつもりがすでにジャックされているような状態で文字を見ているだけの読書だった20代を懐かしむ。文章や文体を味わう楽しさはあれど、心情的にここまで入り込めなくなるのか、と驚き。当人から第三者へと変貌。しかし面白い。
夜は21時半に就寝し2時半に目が覚めたので『仮面の告白』の続き、 YouTube で Art Ensemble Of Chicago の「Montreux Jazz Festival」を観る。
5時に就寝。