日本
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夜行性

夜がきた 
何度も知り尽くした
身の毛がよだち 
心がざわめく
月は丸く 
浮いては沈む

火の音を聴き 小さく 小さく
まばらな拍手に 
助けられて

背中に羽が生えるころ 
ただ逢いに

静かな褐色に–挟まれた–朝

夜の痕跡というやすらぎ
銀紙はそこら中に捨てられて