日本
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春の散歩


白い鐘を鳴らす

いつまでも泳ぎ
胸元あたりまで近づき

熟れることのない若葉を見つける
盤石の また永遠の生命を 
声なき声を

あたたかな涙 陽気に踊り
あなたに手紙を書く

小洒落た洋服を
明るさのためにのみ
引っ張りだしてくる

空っぽの部屋に下書きのままの筆の跡
十六夜の月の下 見慣れた道を歩く