日記
都内。終日。
帰りに Sofi Tukker を聴く。ジャケットで少し侮っていた。ハウスを軸に様々なジャンルがセンスよく混ざっている。構成力に脱帽。
水俣病について調べながら『苦海浄土』の続きを読む。公式では1956年に発見とされているが、発見の10年以上前から水面下で兆候はあったそう。歴史的な文脈に落とし込まれて、字面だけを捉えると突然発生したように感じる。そこにいた人々の暮らしの痕跡は消える。
例えば、墾田永年私財法!…正解!など、クイズ的に捉えるのはやはり微妙。記録という行為自体が消失を孕んでいるのかもしれない。
石牟礼さんは他者と同化したかのような想像(創造)力で無意識な層を含むその様相を代弁、文学に昇華していると感じる。そのあと、揚力の原理が気になりインターネットで調べる。ベルヌーイの定理という響きだけが頭に残り特に理解できず。
0時に就寝。