日記
午前、先日購入したソシュールの本を読もうと考えて、まずは「ゆる言語学ラジオ」のソシュールの回を聴く。共時態、通時態、ラング、パロール、フィニシアン、フィニシエ。これらがどういう概念か、なんとなく頭に入れる。
午後、ソシュールのことを考える。「言葉が好き」とよく聞いたり言ったりしている気がするが、その理由のひとつになりそうなものが浮かぶ。「実際に指し占めされているものの感じ」と「それを表す概念(言葉)」を頭で往来して、概念を再認識させる作業に味わい深さを感じている可能性あり。なぜ、味わい深く感じるのかはよくわからないが、知らない街を歩いているワクワク感と似たようなものな気がする。
納得した時の快感。かなり飛躍するがそれは支配欲の要因とも思えてくる。
夕方、晩ご飯作り。冷凍の餃子があったのでそれを食べる。ソシュールのことはすっかりと忘れて藤井貞和さんの詩集を読む。すでに存在する形式に甘んじることなく自身が可能とする要素をある意味で並列的に組み込んでいる印象、凄い。
脳内の疲れを感じて21時に就寝。