so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02
サルビア・スプレンデンスがおわします
萍の短しわかれ揺蕩う日
苦しみはわしらのもの牛の群は人のもの
心眼銀河と過ごす雨の金曜日
芒種が近づくその音も
地を慮り旅の始まり草いきれ
隔てなく忘れえぬかな黴住処
過ぎ去りし薫風のあと雨の日と
人間が人間を人間詩
両の手に酒と寝ぐらや草の餅