『素描151』 超越的な宇宙と存在が前提の両極端に光を希求する理論の端々。積極的な空中、蛇を身体に巻きつけた汎用的な種子。蛸が遺した詩の痕跡。 歩いては構え座り待つ。
『素描149』 僕たちの失敗により友達が いなくなっちゃったら。 僕たちの失敗により友達が いなくなっちゃったと。 僕たちの失敗により友達が いなくなっちゃったが。 僕たちの失敗により友達が いなくなっちゃったさ。
『素描146』 目に余る富を追い求めて、手に触れるものすべてが黄金になり飢え死にする。
『素描143』 先鋭的な言葉を集めたブックレット。破かれた和紙、欄間から覗く顔、そのそばには洗い清められた嘘。 置き去りの海。枯れないように、荒れないように。詩作のための詩作。いとまなく、鋏。