日本
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カテゴリー: 素描

so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02

素描147

『素描147』 煙突から遠い鳥が広がりを知って干からびずに違和感を殺した。自らの辛抱ものは信望を得て弾き語りを始めた。単純な動作に雲隠れする氏。非売品の未開の地。奇異なてっぺんに鳶色の旗を立て将棋の桂馬のように2マスはね…
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素描146

『素描146』 目に余る富を追い求めて、手に触れるものすべてが黄金になり飢え死にする。

素描145

『素描145』 Άλλος κι ανάθεμα κι αν είναι, δικός μας είναι. Άλλος κι ανάθεμα κι αν είναι, δικός μας είναι. (他人にとって呪…
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素描144

『素描144』 デタラメな文章をつくってください。 昨日、空飛ぶイカを見かけました。そのイカは紫色で、羽根を生やしていて、背中には尻尾がある不思議な生き物でした。そして、その空飛ぶイカは突然、空を飛ぶヤシの木に激突しまし…
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素描143

『素描143』 先鋭的な言葉を集めたブックレット。破かれた和紙、欄間から覗く顔、そのそばには洗い清められた嘘。 置き去りの海。枯れないように、荒れないように。詩作のための詩作。いとまなく、鋏。

素描142

『素描142』 巨大な象の上の雪椿、消費と水の中のバラッド、夕暮れと商店主、まな板のモルモットが特定された訳。甘くエキゾチックなカルダモン。 AI,AI,AI, AI,AI,AI ,AI,AI,AI, AI,AI,AI,…
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素描141

『素描141』 柴の千の春。折りず織らず不在の火。 桜並木の下、豊かな温度を保つ室。 水に鏡、映る夜。

素描140

『素描140』 不安定に宿る特殊な電波を受けて蛇口が嘲り魚がおどる。 30万で買い取るユーモア批判に天の国の会談。誠実の種は誠実を枯らし誠実を消しゆく。 揺らぎのない波の上で飛ぶ鳩。轟轟と渦巻く底の抜けた心。

素描139

『素描139』 脚本に登場しないのうぜんかつら。17世紀の錬金術師、曖昧を駆使して立場を高める詐術。 欺き暴かれては、暴き欺かれる善の風と悪の火。扉をノックする林檎の果実。 頭を巡る:巡る私の (台所に置いたはずの寺田寅…
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素描138

『素描138』 ハイブリッド型 コアエンジンを構成するフレームワーク。 かつ、心臓の収縮や拡張に必要な電気信号を発生させる中心部にある組織。 既知と未知と指示と意味と耳。