so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02
『素描316』 カップを唇につける。微増したイメージは湧き立ち歩き続ける。角田は欺瞞を持ちながらカバンをおろした。 「連綿と続く執着に性性性を感じるなァ」 携帯電話を耳にあて時報を聞くその目はぎょろついている。あまりにも… 続きを読む
『素描315』 共通のフラに宿すべき濃淡というか選択は劣勢、ひとりひとよの花見ごろ。鬱血した管のような枝っぷり。視点となりうるところの間で観る釜、茶碗、皿、湯気。それと映画で使用される豪華アーティスト陣が手掛けた新曲16… 続きを読む
『素描314』 永遠の振動の世界、白樺に稲妻が落ちた。モザイクはキメラ、巧みな弾みが歪み、応答するシューゲイザー。ゆくゆくはゆくゆくとヘンリー8世。 – 耳を澄ませて愛鳥週間 – 黙示と隣り合わせ… 続きを読む
『素描313』 KONNCHIWA MIKAMI DESU JYUUKAGAKU NI NEMURIMASU. .app { width: 360px; height: 640px; background: #1e1e1… 続きを読む
『素描312』 斜光の裏、咀嚼された午後三時。まぶたは既に四面楚歌。エレベータは上昇しない。灰色の数式、階数の幽霊。コンクリートの汗に一騎当千の残響。缶コーヒーの底に眠る意味未満の脳内アーケード、阿鼻叫喚のアルゴリズム。… 続きを読む
『素描311』 /fill ~ ~ ~ ~39 ~19 ~39 air 花弁の夢 ⸻ 孤影悄然、白い煙が都市の静寂をなぞるように昇ってゆく。
『素描310』 ラゲージヌ・ヌヌ、早く乗れたのでもパリ11区に友達と一緒にDJ詩人が夜が怖くて遊さんとSEXをして石畳とムナス。恋愛と永遠に続く臨海は日本にいるかしら。店頭のテントウムシと色男とボンクラがこんぐらいと白い… 続きを読む
『素描309』 敬い遠く、きなこもち。ひとつまみ食べてほほがよろこぶ。 迫りくる、人のエネルギに潰されている。精神のディフェンディングチャンピオンが無残に倒れている。 内密の告白は傷だらけ、運ぶ者もあらわれず。最後の3ホ… 続きを読む
『素描308』 ポツポツザーザー ポツポツポツポツサー パラパラ影なし 影なし影なし影なし影なし影なし ポツポツポツポツポツ ポツポツポツパラパラサー
『素描307』 合体したら循環器の服を剥いでさらなること。大きな声で声だけある。すぐ、に、すぐすぐ。柔らかく煤が時間を奪っていく。運動は起こり膨らませるもの悲しい。