『素描214』 教会の石段。とある仮面での芝居。損な役。命は風前の灯。人間を連れていく死の舞踏。裸の女。砂漠のラクダ。空虚のような鏡。亡霊と夢の世界。曖昧な約束のうしろの隠者。猶予を得るためのチェス。
『素描213』 夜は天使を。地球儀は哲学を。ゴミ箱は文学を。回転は音楽を。問い合わせる心に分析的科学を。社会的地位を丸呑みに。天と地がひっくり返り人々は逆立ちで歩き続ける。
『素描212』 くくくくくくくくくくく .-.- 波 ~ 人 Dad くくくくくくくくくくく 覗 くくくくくくくくくくく Dot 光 くくくくくくくくくくく
『素描207』 溢れて問う、問うて溢れる。根幹のリズムが意味を形成し辺りを照らす。流れる、流れる、流れる、歓欣鼓舞、若草の踊り。公の園に新しい朝が訪れる。
『素描206』 旋律の保管庫。抗わず、香櫨の前の野狐禅。 衰退の悲鳴を薙ぐ。リハーサルとも取れぬ怒号。pizz. arco pizz. arco 指揮者の涙に濡れたタクト。蓄音機から流れる希望の舟の画。