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素描29

『素描29』

白と青の境目にいる。白へと飛び込み青に駆り出される。身体は進む/戻るばかりを繰り返し、水平線をずっと泳ぐ。
積乱雲のように鉛直にただただ伸びる。殴り書かれた文章は担い手への注意喚起。余計なお世話/責任の所在をはっきりさせるのか。水色に身を隠して目を凝らす。鮮やかに染められた布の下の顔。想像を手がかりに会いにきた。「生の不在は詩へと、決意はほろびへと」

蓄積された山折りに重なったあなたを、いくら移動させてみても水平線の境目がみえない。