『素描6』
コンセントの穴に情緒と情報を挿す。挿せば一定の値を導き出し返してくれる。
形式と構造、根幹の変化、未来ロボ2020、こちとら全宇宙、中枢神経の最後尾。
インフォメーションテクノロジーは夢幻の可能性の息づかい、未来世紀ブラジル泣かせのチョップのお見舞い。
白と黒、端と端のコントラスト、象徴としてのパンダが揺れる。黒を剥がせば白いのか。
「こんにちは、有象無象の一味です」玄関先でのご挨拶、チャイムを鳴らす青年の微笑。口もとに病んだ目を向ける。
空想科学にワクワクするとなりの少年、パレッドには希望の光を配合。白いキャンバスをひとまず持って帰ろうと、大人。