日記
午前、今仕掛け中の曲を編集。良さげな構成がふと頭に降りてくる。だんだんと形がみえてきた。季節を感じる余裕もなくて足早に時間が過ぎていくので、せめて二十四節気の「大寒」、その初侯、次侯、末侯を調べてみる。款冬華 (ふきのはなさく)、水沢腹堅（さわみずこおりつめる）、鶏始乳（にわとりはじめてとやにつく）。
知るとほっとする。社会的な役割のうちに含まれない自立した孤独の、支えのような感覚を得られる。
そのあと、Ahmad Jamal のライブ盤『Outertimeinerspace』。Jamil Sulieman(Bass)、Frank Gant(Drums)とのトリオ編成、1971年のモントルージャズフェスティバルでインパルスのために録音されたパフォーマンスのよう。
午後、ジャパンミートでアスパラ、茄子、パスタ麺などを買う。道中は JEVA のアルバム『伊藤純』を聴く。
基本的にその個人が現れている、代替え不可能な表現に興味があるが、ヒップホップの繰り返されるビート、反復の中に当人の全てがそこに出る、そのフォーマットに惹かれているのかもしれない。
帰ってきて業務に取り掛かる。ハイパーバイザ、EC2 Nitro世代。うるう秒、AWSのサービス制限などと向き合う。ナチュラルマイナースケールを使って音をひとつ作り、その勢いでインスト用の曲を作る。
リリースしているビート「Low」の one loop 映像を作っていると夕方。茄子、豚肉、柚子胡椒でパスタ作り。見た目を良くしようと最後に柚子の皮をのせる。ビール、出羽桜、赤玉パンチなど少々呑みすぎる。お風呂でがっつりとのぼせてしまう。半裸のまま30分ほど休憩。
夜は電話をして12時過ぎに就寝。