日本
sasaworks1990@gmail.com

カテゴリー: 文章

so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02

素描275

『素描275』 丁寧な安らぎをもたらす声。 丁寧な安らぎをもたらす声。 丁寧な安らぎをもたらす声。 メダリオン柄の絨毯を持ち込み暗闇と火を天秤にのせる。 丁寧な安らぎをもたらす声>丁寧な安らぎをもたらす声>丁寧な安らぎを…
続きを読む

素描274

『素描274』 風に訊く楽譜の在りかとサマセット・モームの虚無。 牌に耽溺、蒸発したアトリエの跡、野蛮な自己模倣!野蛮な自己模倣! 祭囃子の鼓動。 ありていの鼓動。 紅いグラスの鼓動。 崩落。

素描273

『素描273』 嘘くさく倒錯と盗作。瓜二つのフルクサス。蹲るミラージュ。鬱血と簡体。20200051。消えるのも見えるもの全てが得るもの。 走馬灯のエルモ。夜明けをくぐる。喪に服す。野に辺りを渡れば。祈祷と微糖。それも微…
続きを読む

素描272

『素描272』 窓の向こうの質屋。パンダパンダパンダ、軽くしゃがむマルク・シャガールの先の弾けたポップコーン。 三角座りのその意味と、慄く慄く慄く、夢の中で茶を嗜みましょう。 あの街角の時計台、一輪咲いても花は花。十四通…
続きを読む

素描271

『素描271』 巡らせる日々の生活。走り去る寂び、色彩を帯びた墨、頭上の甲羅からひとつ伝う言葉。鳳凰が空中に舞って美しい貝殻は年月を経る。母親とみた朝焼けに涼やかな風。

素描270

『素描270』 ああ、序章。宇宙定数による空中浮遊、PF.SF.PF。 サイバー空間における抒情性をひとつの制度として、ひとりひとつのヘルメットを着脱する権利を有している。青虫が覗き穴に棲みつき、ただならぬ様子のレーザー…
続きを読む

素描269

『素描269』 あ・…ららら・…ら・…ら。 りらりらるれ・…ろ。 れろる・…れろる。 わらら・…らわららら。 らららら・…らら。 わわ・…わ…わ。

素描268

『素描268』 紫の袋に入れますは……欲望、打出の小槌、ゴルゴン、佃煮、電気ケトル、車輪、明日への備え、遊具、小さな母屋、かじかみ、象、ポプラの木、クロワッサン、エダム、薔薇のシール、精神衛生に良い美術館。 他には何を入…
続きを読む

素描267

『素描267』 枯れ枝を見る砂利の上に放置された縄跳びが橋を支える柱の中に宿り風により旋回する歓びと高貴なダンサーの振り付けそのものだと存在を証明する三つの星は沈み白い雨だけがしんと残り続ける。

素描266

『素描266』 さらさらと落ちる砂、ざらざらとした塔、殻の中で眠って巡る新約聖書。 共鳴した草の中に古びたオレンジと少しばかりの手紙が置かれている。 インターネットに公開された、都に格納した、暇つぶしとともにある青白く明…
続きを読む