日本
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カテゴリー: 素描

so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02

素描68

『素描68』 存在自体が枯山水のように一種の幻影的存続をよび、および平均という結果を軽々と無視をする。目で音を聴き耳でモノを見ようと、いくらかは思考するが鉢植えのシクラメンの前で待ち合わせた良民は何も知ることなしに枯れた…
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素描67

『素描67』 step① : 行為にのみ宿る普遍性を探し当てた相違 step② : 相違と好意の不合理を埋めるための素潜り step③ : 窓口に黒い節と不揃いな白い無知 step④ : 線条を描く行為が献上する連帯感の…
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素描66

『素描66』 白と黒の物。縞々模様とセピア。 濃い影に導く三つ又のプロムナード。 午前、補正された母性と構成された個性に会いにいく路線、 描写のみえない円い風景。 描写のみえない円い風景。 補正された母性と構成された個性…
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素描65

『素描65』 満ち潮と凪、切りなしの錆と色彩の日々。 すばやく耕す守る盾もなく。愛のしずくに埋めたクリーム色の妖精。 整合性に育まれた青写真を並べて、闘牛のようにけたたましく焚きつけられた紙。 美しさと近づき用事のない沼…
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素描64

『素描64』 秩序は混沌を否決! すり減った靴底のような土地からの脱却! 裸の眼の元に眠るマーメイド。焚き火をかぎつける本能の獣。チェックメイトと高らかに宣言するディオ・ブランドー。無限のループとツール、ctrl + c…
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素描63

『素描63』 誰に思いを巡らせればたどり着けるのだろう。消化のできない雷を追撃できずに。 比べて、比べて、比べて。遊んで、遊んで、遊んで。 白い天井を見つめた時間も震えた手も日常に消し去られていく。内と外の世界の境目が見…
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素描62

『素描62』 手荒く、手荒く、薔薇に刺さらないように。あまねく、あまねく、君を想う。陽の当たらない道でどのように踊り明かそうか。 雪はみるみる溶けて春を告げるような、匂いが来る。平穏を疑わずに湿った空気が漂う。橙色の詩を…
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素描61

『素描61』 ぱっくりとぱっくりと。敬虔な海に無数の人が溺れる。 眺めていた浮世の風も赤い波に飲み込まれた。 建造物のない空の象徴。今もランタンに照らされる九つの尾。 銀の紙に包んだ砂は散らばり、虫たちの養分となった。 …
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素描60

『素描60』 蔑ろにした日々が背後に迫り声を掛けてくる。妄想や想像の一種と飛躍を火薬のごとく使用して作為のない[絵rrr]を描いた。 裏表のない顔が[常:]を率いている。[g比]は、営む術もなくてただただ堕落し黒い高層ビ…
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素描59

『素描59』 虚勢と知らず飛ぶ鳥は、高度を下げずに抗えない空に消えていく。愛のある連関を見ない人々は支配者にぱくりと食われていく。 捉えどころのない視点は自然に似ていて、与えられたお菓子の扱い方を意識しない。分別と敗北の…
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