日本
sasaworks1990@gmail.com

カテゴリー: 素描

so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02

素描246

『素描246』 ミントの香りが部屋中に広がる。それは道標もなく海亀の足へと続く。乳酸菌を取り入れたまま、冷蔵庫でしばらく過ごす。オレンジの街の灯りはボタンを押して泣く。鉛筆を握りしめた山は不動でくす玉をわり十字架を目がけ…
続きを読む

素描245

『素描245』 スケール。頓挫したまぶた。超越は平凡で起きる。寝る。識・礼・悟。観ることを観て⇆寝る。一応、そのフラットに。あのう、狩野派。川に推論。志にビタミンC。ムコダイン。椅子の扉。⇆寝る。

素描244

『素描244』 水。水。水。水。水。水。水。ず。っ。水。と。忘。水。み。れ。ず。も。み。ず。ず。み。水。み。ず。

素描243

『素描243』 とある日の東銀座。築地市場近く。 海鮮なめろう。白加賀の梅酒。先、刺、焼、煮、揚、食事。銀鱈。爪楊枝。 満腹。ひとときの骨休め。

素描242

『素描242』 まるく、くるま、たてとてと。 結実なる、純良たる、透かして見えたつもりの野ざらし。ケ-10・発注したオナモミの標本。点と結ぶ繁殖干渉。未定の線が象る踊り子のオピニオン。緑の鯨、ら、ら、ら。 こけし、しけこ…
続きを読む

素描241

『素描241』 知らない渇き、足袋を履き。手の中にある報いは郷をはなれてばかりいる。とある詩の誤読、人間幸福の尊重。いきおい薙ぎ倒した目に余る草むら。 案ずる易く、易く案ずる、なかずとばずの回転式藁半紙。三角折にする料理…
続きを読む

素描240

『素描240』 わたしまつわいつまでもまつわ わつまもだまついわつましたわ わたしまつわいつまでもまつわ わつまもだまついわつましたわ わたしまつわいつまでもまつわ わつまもだまついわつましたわ

素描239

『素描239』 惑いし月の輪。ヌ スット プ プ コニファー、コニファー、コニファー。 あ か さ た な は ま や ら 惑いし藤の花。ヌ スット プ プ コニファー、コニファー、コニファー。 い き し ち に …
続きを読む

素描238

『素描238』 ま     た         ず た  い 溢れることによる寂しさ。

素描237

『素描237』 田中にとっての冷たさ。 道沿いの出っ張ったコンクリート。昨晩の雨が明けて渇きに向かっている。左の手のひら(手首から中指の先 16.7 cm )をおもんばかり、こそばゆいほどに、そこにのせる。 「ひんやりし…
続きを読む