so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02
『素描278』 彫琢。
『素描277』 不動産としての雪代があらわれるその手。 ウィリアム・フォークナーの「野生の棕櫚」を読み耽る。 他方、パラシュートによる革命は萎んでいき空が晴れ渡る。 昔の友達として大人に潜んだ虚ろな喜びは山師の眼力を投げ… 続きを読む
『素描276』 祖母からの贈り物、愛情と蝕まれて失った鋭さの楕円のような色川武大の「狂人日記」。 一切の苦・苦・苦・苦・苦・苦・苦・苦・苦・苦・苦・苦。 Knockin’ on heaven’s … 続きを読む
『素描275』 丁寧な安らぎをもたらす声。 丁寧な安らぎをもたらす声。 丁寧な安らぎをもたらす声。 メダリオン柄の絨毯を持ち込み暗闇と火を天秤にのせる。 丁寧な安らぎをもたらす声>丁寧な安らぎをもたらす声>丁寧な安らぎを… 続きを読む
『素描274』 風に訊く楽譜の在りかとサマセット・モームの虚無。 牌に耽溺、蒸発したアトリエの跡、野蛮な自己模倣!野蛮な自己模倣! 祭囃子の鼓動。 ありていの鼓動。 紅いグラスの鼓動。 崩落。
『素描273』 嘘くさく倒錯と盗作。瓜二つのフルクサス。蹲るミラージュ。鬱血と簡体。20200051。消えるのも見えるもの全てが得るもの。 走馬灯のエルモ。夜明けをくぐる。喪に服す。野に辺りを渡れば。祈祷と微糖。それも微… 続きを読む
『素描272』 窓の向こうの質屋。パンダパンダパンダ、軽くしゃがむマルク・シャガールの先の弾けたポップコーン。 三角座りのその意味と、慄く慄く慄く、夢の中で茶を嗜みましょう。 あの街角の時計台、一輪咲いても花は花。十四通… 続きを読む
『素描271』 巡らせる日々の生活。走り去る寂び、色彩を帯びた墨、頭上の甲羅からひとつ伝う言葉。鳳凰が空中に舞って美しい貝殻は年月を経る。母親とみた朝焼けに涼やかな風。
『素描270』 ああ、序章。宇宙定数による空中浮遊、PF.SF.PF。 サイバー空間における抒情性をひとつの制度として、ひとりひとつのヘルメットを着脱する権利を有している。青虫が覗き穴に棲みつき、ただならぬ様子のレーザー… 続きを読む
『素描269』 あ・…ららら・…ら・…ら。 りらりらるれ・…ろ。 れろる・…れろる。 わらら・…らわららら。 らららら・…らら。 わわ・…わ…わ。