日本
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カテゴリー: 文章

so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02

素描105

『素描105』 領域の欠落。 空気の中でつんざめく、後ろ側のリズム。 モーターが静寂を盗みカワラヒワが空間を運ぶ。 プロペラ機が鳴く。頭を打ちつけて。 伸び縮みした街で暮らす。

素描104

『素描104』 そびょ、ろり、んぐ、そ、ばとえ、のほにへと、お。ぎおほ、ぢっつがお、ほのひ。ろそく、りひと、ひしく、しあよ、きろえ、あぷみ、ろほく。

素描103

『素描103』 傾く・藁・細工。肩を落とす、カナカナカナ。鳴かない動物がいつまでもそこにある。忘れて覚めて日をまたぐ。恵みをもたらすのは造形物?手に宿り存在をみる。背中に刺さる2種の鳥、ヌホギフイ、サゴイレダ。今日の皿洗…
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素描102

『素描102』 まもなく日が沈みます。PM 15:46。 部屋の光も減りはじめて、文字を連ねる感覚が鈍くなっています。反射が悪くなります。午前中に食べかけたコーンフレークが余っています。提示したいもの、定時に帰りたいもの…
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素描101

『素描101』 流れ動き止まり消え緩む。as む、む、む、む、む、 soon め、め、め、め、め。 首を掴まれたら?頬を差し出されたら? 悪を忌み嫌う心の根源はどこ?目頭に滲む精神? 自分で蒔いた種は自分で刈り取る(yo…
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素描100

『素描100』 テンプレート、コンテンポラリー、門前払い。 踊る機関の解体。システム利用者の責。 前に倣う彼と笑う日の天気。 冬景色、到来する静かな間。 海は穏やかで指先をそっと浸す。水や石の記憶を頼りに生をとどめる。影…
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素描99

『素描99』 黙ると叱る。最も、外から来る。質屋に並ぶ。種子の、おひたし。オオイヌノフグリをふわりと。渇く田園、イヌモアルケバ、からんころんと下駄の音。地下用水路を脈々と、あるいはぬけぬけと。バコバコバコ、ベコ、バコ。い…
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素描98

『素描98』 – 前方から鳥が一匹  告げ口とくちづけを運ぶ 秋の雨 樹皮から洩れでる匂い – いかがお過ごしでしょうか?十把一絡げも時には必要ではないかと思います。どこからともなく寂しい火がやっ…
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素描97

『素描97』 断りが迷子。道理は how high? 多重度の薬、あやあや、情報、あやあや。 言葉の甲を運び込め! ソラソララC#b。潜水上手なゲンゴロウ。 push,push,push. 水底の小岩も川べりに、風景と味…
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素描96

『素描96』 蟹がいる。 見たことのない姿で。足か手が伸びる。 蟹がいる。 甲羅がひび割れている。カラフルに。 蟹がいる。 横軸を中心として。横の意味も、横の匂いも、横の鬱屈も知ってか知らずか、蟹がいる。 チョキン、チョ…
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