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素描3

『素描3』

律に学びて、己を失なわぬ。知恵や知識を装飾し自己の定義を拡張する。
「装飾物」を可能性と名付け、糧とする生き物。その様式は麗しい。不可逆性に対する恐怖心が小さく疼き、己を規定する。規定は無意識の領域へと入り込み、健全な精神を蝕む。時には悦に入りあやふやな言動をする。解放の下手なものは流動性がなく、無常感を覚えず。いくら掻き分けども、霧はかかり空は曇る。整備された芝生に寝転び、うとうととする。「それではまた」と夢の中で隣の人に声をかける。