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素描62

『素描62』

手荒く、手荒く、薔薇に刺さらないように。あまねく、あまねく、君を想う。陽の当たらない道でどのように踊り明かそうか。
雪はみるみる溶けて春を告げるような、匂いが来る。平穏を疑わずに湿った空気が漂う。橙色の詩を踏みつけて、手を繋いで渡る。

きっと、明かりの先。