日記
4時に目が覚めたので、部屋についていた露天風呂に入ってみる。あたりは薄暗く木々の存在が不気味なのか安心感をもたらしているのか、わからない。20分ぐらいぼっーとした。旅行先で風呂にひとりで入っている時、なんとも言えない感情になる。振り返るわけでもなく、先を想像してやる気を出すわけでもない。
風呂からあがり少し『禅とは何か』の続きを読む。まどろんでいると7時になっていたので朝食をいただいて、そのあとはホテル内を少し散策する。泉鏡花の初版本があったり、将棋の対局で使用される茶室などがある。
「間」にみる、「間」をみる、「間」でみる、「間」がみえる。どれとでも捉えられそうな空間。言語とは程遠いところにある感覚のようなものを想起させる効果があるのか。
…時間になったのでホテルを出て石川動物園に行く。人が多くてゆっくりとみれないので、ちらちらと覗く。ライオンや虎はやはり迫力がある。アザラシ、アシカ、小さいカバ、象などとりあえず。帰りの新幹線まで時間があまりなく急いで松任駅に向かう。両親と別れを告げて埼玉に帰る。
帰りの新幹線でりっちゃんが暴れ出したが、そのまま寝てくれて一安心。無事に家に着いてそのまま近所の公園にみんなで行く。すべり台とブランコ、砂場で遊んで帰宅。料理を作る気力もなく、冷凍のたこ焼きとカップラーメンを食べる。ぼっーと源平合戦についての番組を見ていると寝てしまう。起きてお風呂だけ入り再びすぐに寝る。