『素描235』 蟻の大行進。洗練されたあなたの事情をお尋ねしたく、インターフォンにアッチョンブリケ!!
『素描234』 短い夢の純真は夜に光をもたらし消えた。照らされた人々は灯りを持ち続ける。永く遠い旅、目を伏せず歩むその岐路は優しく。パスポートを右の手にどこまでも越えていく。美しい塑像がひとつ生まれる。
『素描233』 11:07 笹谷創. 11:13 笹谷創! 13:46 笹谷創?
『素描232』 パズルのピースを4個入手して今日の出来事は終わりご褒美をもらいに列をなし貝殻は留まり天と地があり言葉は月夜に提灯となりひと息ついた憤りの矢印で行きどまる。
『素描228』 大手を広げて獲物を待ち受ける巨大な蜘蛛の巣のようなパラボナ。荒廃とした地に心を許容する音楽。風化しない建造物のように、ただある。熱帯夜のオアシスに再生されたばかりのレコード。見つからない針のその先。
『素描227』 多くも少なくも遠くも近くもなく閉じた足元から広がる光景。燦々と降りそそぐ太陽にみえた希望。朗らかに汽笛を鳴らしてチッチッチッ。霧がかった目の前も精神の作用。阿呆は清算せずともポッポッポ。
『素描226』 不定形のチューニング。 冷淡な雰囲気が綿毛にのり燃え盛る。 脳、脳、脳、脳、脳、脳、脳、脳。 ノ、ノ、ノ、ノ、ノ、ノ、ノ、ノ。 脳、脳、脳、脳、脳、脳、脳、脳。 約束手形の代わりに野いちご。