日本
sasaworks1990@gmail.com

カテゴリー: 文章

so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02

素描205

『素描205』 傘、麻、似、傘、麻、似、時をかけると移さず名付けたのは兄と弟の灯。 傘、麻、似、傘、麻、似、有り難がる心に残ると名付けたのは沙羅。

素描204

『素描204』 雲を眺めたお互いの奏法が夜に沁みる。友と峰を超えども道のりはまだ続く。有り難がる心に連想される実のなる自由。紅色の牛の足どり、それもまた美しきかな。

素描203

『素描203』 閉じられた煙の管。巡り還元される守りを反復と呼べるのだろうか。何を語ろうとコードの網の目。沈黙の余白のみ、理にすでに触れていたはずなのに白樺、夢をもつ葵、もう、捨てよう。

素描202

『素描202』 au bu cu du eu fu gu hu iu ju ku lu mu nu ou pu qu ru su tu uu vu wu xu yu zu !! cngcngcngcng cngcngcn…
続きを読む

素描201

『素描201』 554m 頭 春の夜風 451m 余地に夏 湯と宮 218m 秋の距離 繭についての本 52m 八人の輪 冬の琵琶

素描200

『素描200』 星はいつからか五等の線で結ばれ、渚は静まりかえった愛を数えた。岸壁の四つの動作には無駄がなく日々を紡ぐ。ぐるりと回る風車の羽根、前衛的な写真にあるピンボールが我々をはじく。

素描199

『素描199』 観ている世界を観ている者、生成、現象、運動、浮足立った概念は悪魔を呼び出すのだろうか。墜落と沈没、黙秘の輪郭、ピンクの扉をしたコンテナに入れられた二人だけの秘密。 魂に匹敵する一粒を。魂に匹敵する一粒を。…
続きを読む

素描198

『素描198』 育まれた、報われた、椋鳥の涙。深夜、冬の高速道路。ある都市の救済院。選択に通底する余韻、いい夢はいい夢であるとは限らず、下層構造を支える自治区のような微笑み。赤く染まった頬もただあなたにある。

素描197

『素描197』 浮く憂鬱、薄い膜が目の前にあり天上に届かず。左手に宿した故郷、日が暮れて、暖かい、波に委ねて、気の向くまま猫のよう、いずれかの架け橋として。

素描196

『素描196』 MJQJM。MJQJM。MJQJM。MJQJM。MJQJM。MJQJM。MJQJM。MJQJM。逆さ鏡の心理作用が一次元的個体の影響範囲を決定し、紫の外と赤の内が魚米の郷を訪れる。 詞的言葉の拡張。物的証…
続きを読む